歩きやすい季節になってきました。適量の水分を摂りながら、楽しく、効果的にウォーキングを楽しみましょう。
正しく歩くことで得られる効果
- 心肺機能の維持、改善
- 新陳代謝アップ
- 脳の働きが活性化
- 快感ホルモンの分泌を促し、活力が上昇する
- 骨粗鬆症予防 …など
健康寿命が延びるウォーキング方法
身体活動の運動強度は低強度、中強度、高強度の3段階に分けられます。
- 低強度・・・家の中の移動や意識せずにだらだらとした歩行、洗濯や料理、掃除などの家事
- 中強度・・・大股で地面を力強く蹴る歩行、うっすらと汗ばむ程度の早歩き会話が何とかできる程度の息が弾む歩行、山歩き、畑仕事など
- 高強度・・・きついと感じる運動や激しいトレーニング
健康寿命を延ばすためには、中強度が最適な運動強度とされています。
やみくもにただ歩数を多くすることが健康に良いのではなく、中強度で行う身体活動の割合が多い方が健康に良いと言われています。
運動効果を高めるための歩き方
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ウォーキングを行う上で気を付けること
普段運動習慣のない方や、体力や歩行に自信のない方が、いきなり高いレベルの歩数や運動強度を目指すと健康を損なう恐れがあります。
まずは今より身体を動かすこと、歩行時には中強度の歩行を意識する事、毎日の習慣として無理なくウォーキングを続けることが大切です。
場合によっては現状維持が目標となることもあります。
体調や天候が優れない時は無理せず休み、その分調子のよい時に少し多く歩くなどして、平均的な目標として捉えましょう。
ウォーキング後の疲労度を見て、疲労が残る場合はやや目標を下げ、2カ月間疲労を残さず継続出来れば目標を上げるなど、目標の調整を行いましょう。